【W杯】サッカー 日本代表 採点 コートジボワール戦 [サッカー]
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【W杯】サッカー 日本代表 採点 コートジボワール戦
ブラジルワールドカップ 日本の初戦は残念な結果になりました。
いつもとは少し違うメンバー構成。
さらに途中では本田の1トップなど、あまり試したことのないフォーメーションになるなど、今までの日本のサッカーができずに終わってしまいました。
できなかったのか、やらなかったのか。
背景には選手のコンディションや、相手チームの状況など、いろいろあるのでしょうが、ちょっと消化不良な感じでしたね。
それを海外のメディアがどう見たか。各選手の採点はどうか。
海外メディアの客観的な視点では、この試合はどう見えていたのでしょうか。
イタリア
報道の中心はドログバ、ジェルビーニョ。
ドログバの知名度は世界的であり、過去ミランやユベントス移籍の噂も登っていました。
(ユーベについては今夏移籍の報道も出ている)
そしてコリエレ・デッロ・スポルトが逆転ゴールを決めたジェルビーニョを主役としてクローズアップしたのは、同紙がローマに本拠を置くから。
もしこれが勝っていたら、先制点を挙げたミランの本田やそれをアシストしたインテルの長友が大きく扱われたはず。
試合中のパフォーマンスについては、ガゼッタ・デッロ・スポルトは
「本田の魔術により先制した日本だったが、その後はフィジカルという点で凌駕された。香川のタレント性は陰に隠れていた」
と論評。
ゴールシーンについては
「長友がCKの後で上手くボールを扱い、エリア内でフリーとなっていた本田を“釣る”。そしてミラニスタは素晴らしいボールコントロールを決め、左足でクロスバーの真下に蹴り込んだ。素晴らしいゴールだった」
と描写。
「日本はスピードを活かして守備から攻撃に転じられるときには危険性を発揮した。一方コートジボワールは、ボールは支配してもゴールから20m前では無益となっていた」
と、前半の日本の健闘を評価。
この趨勢がひっくり返された理由は
「ドログバが入ったこと。彼の投入によってエリア内でフリーになる味方が増えた。ピッチにいるのは30分間で十分だった(ガゼッタ・デッロ・スポルト)」。
「彼が投入された後、ザッケローニ監督は選手たちに引きすぎないよう指示をしていた」
としている。
ドログバの存在によってCBに圧力がかかり、DFラインが下がって中盤のプレスが甘くなり、簡単にクロスを放り込まれようになったことを伝えています。
スペイン
日本対コートジボワール戦を終えた後のスペインのスポーツ紙、アス紙の書き出しは、
「レシフェには、わずかに雨が降っており、日本はビニール傘とシューズで雨に濡れることを恐れずに散歩をしていた。そこに台風がやってきた。台風の名はドログバと言った」。
確かにドログバ投入は、台風の接近のようなインパクトでした。
「日本は立派な試合以上のものをしたし、それは結果以上に価値のあることだ」
と評価するような論調。
しかしそれは、頑張った子どもに対して「結果は出なかったけれど、本当によくやったね」と言うようなトーンがスペインメディア全体の雰囲気。
日本はその程度に見られてしまったようです。
最後に、イタリア紙の採点です。本田・内田が高評価。香川は低評価です。
【ガゼッタ・デッロ・スポルト】 川島5.5、内田6、森重5、吉田4.5、長友6、山口6、長谷部5.5(遠藤5)、岡崎5.5、本田6.5、香川4.5(柿谷・評点なし)、大迫5(大久保5)、ザッケローニ5
【コリエレ・デッロ・スポルト】 川島5.5、内田7、吉田6、森重5.5、長友6、長谷部6.5(遠藤5)、山口6、岡崎6、本田7、香川5(柿谷・評点なし)、大迫6(大久保5.5)、ザッケローニ6
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